2016.02.09

☆愛媛大学☆出張講座

こんにちは!
学生スタッフのひよこです!

1月13日、愛媛大学でライフデザイン出張講座が開催されました。
法文学部総合政策学科の丹下晴喜准教授にご協力いただき、 総合政策学科の学生を対象に行われました。

まず、学生スタッフの西村智恵さんより、事業説明と愛媛県少子化データの紹介がありました。

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学生スタッフとして活動する前は、仕事・結婚・子育てについて 漠然としたイメージしかなく、特にネガティブなイメージをたくさん
持っていたという西村さん。この事業での活動を通し、異世代の人の お話を聞く中で、自分が思い込みをしていたことに気づき、 様々な人の人生を知ることで、価値観が多様化したといいます。
また、子どもと触れ合ったり、親御さんの話をお聞きする中で、子育ての大変さや喜びを身近に感じ、結婚や子育てが就職の 沿線上にあること、その実情を知ってイメージすることの大切さを学んだそうです。

次に、ゲストの紹介に移ります。
今回は、

Matsuyaman Project 代表   渡邊 健太郎さん
佐川印刷株式会社        中岡 裕貴さん

をお招きし、お話をしていただきました。

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まず、渡邊さんのお話からです。
渡邊さんには、「私の子育てと仕事の楽しみ方」というテーマで、お話をしていただきました。

今のお仕事をされるまで、幼稚園の先生をされていました。
幼稚園での子どもたちの月曜日の話題は戦隊ものだったため、渡邊さんも毎週日曜日は必ず戦隊もののテレビを見ていたといいます。そして、子供たちは、戦隊ものが言ったことはほぼ100%真似するので、戦隊ものの子どもへの影響力の大きさを知ったそうです。

そして、ご当地ヒーローがイベントに来たら子どもが喜ぶと思い、ヒーローを探したそうです。すると、愛媛にもヒーローが2ついたそうですが、あまり活動していなかったために、ご自身でご当地ヒーローの“マツヤマン”を作られました。

始めは、幼稚園の先生をしながら、子どもに“マツヤマン”の存在を知ってもらうために、商店街を歩いたり、イベントに参加したり、テレビにも出演されたといいます。
すると、ある程度存在を知られてきたことから、これを仕事にしようと思われたそうです。
ヒーローとして子どもに関われること、自分にしかできないこと (愛媛でヒーローはやっているのは自分だけ)をすることによって、何か伝えられることがあると思ったといいます。

今までは、仕事で家に帰るのも遅く、家族はほとんど仕事の内容を知らず、仕事の話もしなかったという渡邊さん。
“マツヤマン”の仕事始めて、自宅で仕事の話をしたり、Twitterや、faceboookを通して、奥さんも渡邊さんの仕事の内容を知ることができるようになったそうです。また、娘さんの学校の準備を代わりにすることができたり、参観日にも参加できるようになったといいます。そして、仕事に関しても色んな人の意見が聞けるようになり、例えば、動画を作る時も、娘さんの意見を取り入れることができたり、娘さんが書いたドット絵をTwitterやFacebookに上げられているそうです。

続いて、渡邊さんにとっての仕事とは

○家族と生活するため、生きていくための仕事
 キャラクターの管理、シナリオ作成など⇒知名度アップのため

○子どもに夢を与えるための仕事
 身近な愛媛にもヒーローがいるということ

○社会貢献、社会啓発のための仕事
 方言を広める、愛媛を広めるため

であるそうです。

そして、最後に安定した仕事をしようというのも一つの選択肢ですが、

“ない仕事を自分で作ってみる、そういう選択肢もある”
“悩んだら自分で作ってみる”
 ⇒やってみることは若いときにしかできないので、ぜひ挑戦して欲しい

というメッセージをいただきました。

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次に、中岡さんのお話です。
中岡さんには、「今までの人生」についてお話をしていただきました。
中岡さんはデザイナーとして会社に入社はされていますが、取材など、その他のことも幅広く仕事ができることで、やりがいもあり、自分の考えや思いが形になっていくことが面白いそうです。また、子育てなど色んな経験も仕事に生きているといいます。

しかし、学生時代は、大学受験、就職活動にも悩み、やりたいことも見つからず、不安が大きかったという中岡さん。
その時に自分を振り返る時間が持てたことがプラスに変わったといいます。大学卒業後は、自分が好きな絵を描くことを何か仕事として活かせないかと考え、デザイナーの専門学校に通われ、デザインの仕事ができるということで今の仕事に就かれたそうです。そして、自分のやりたいことがだんだん見つかったときに、年齢と共に充実感が増してきたといいます。
仕事をしていく中で、人間関係や仕事の難しさを知ったそうですが、仕事に対する悩みはプラスになったといいます。

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また、三姉妹の父親でもある中岡さん。子育てをしながら、育児と仕事の両立の大変さを感じ、子どもが産まれる前とは、時間の使い方変わったといいます。

中岡さんは三人のお子さん全員の出産に立ち会われたそうで、出産に立ち会ったことで、子育てに対する思いも奥さんと共感でき、出産に立ち会えて良かったとおっしゃっていました。
また、出産時の緊張感や命と向き合う瞬間を三回も味わえて幸せだったそうです。

続いて、子育ての思い出についても語っていただきました。
長女の子育て時には、長女の夜泣きがひどく、とても大変な時期を過ごされたといいます。しかし、その時期を奥さんと何とか乗り越えたことが今に繋がっているそうです。
また、三女が産まれて五ヶ月位の時には、2週間ほど育児休暇を取得されたそうです。
子育ては本当に体力のいるものであり、子どもは思った通りに動いてくれない大変さはあるそうですが、それを幸せに感じるか、大変に感じるかはその時次第だといいます。

中岡さんは、親が子育てしてくれたイメージが焼き付いていて、親が一つの大きな存在だといいます。
子育てをしてみて、改めて親に感謝の気持ちが湧いてきたそうです。

そして最後に、学生に向けて

○親孝行であったり、親に感謝する気持ちを大切にしてほしい

○自分の考えるベストの人生を歩んでほしい

というメッセージをいただきました。

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その後、周りの学生との意見共有の時間の後、学生の質問の時間となりました。
学生からは、「ないものを発見して仕事にはどうすればか?」という質問がありました。

渡邊さんからは
「(渡邊さんは)わざわざない仕事を見つけたのではなく、やりたいことの中で、仕事の過程を築き上げたと思っているので、やりたいことをやっていたら何かヒントに繋がるのではないか」というお答えをいただきました。

続いて、中岡さんからは
「今ある仕事の中から自分のやりたいことを見つけてそこで自分を発揮していくことが新しい自分の発見、新しい仕事に結びつくことになると思うので、自分のやりたいことをしっかりみつけていくことが大事なのではないか」
というお答えをいただきました。

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今回の講座の感想を一部紹介します。

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☆参加学生の感想

(渡邊さんのお話をお聞きして)
渡邊さんのような主体的な生き方を見習いたいと思いました。
親の存在がどれほど子どもに影響を与えるかを考えさせられた講座でした。私も、親になったら渡邊さんのように、子どもが憧れるような親でいたいと思いましたし、子どもと会話したいので、戦隊テレビを見るために、朝早く起きないといけないと思いました。

(中岡さんのお話をお聞きして)
「幸せな家庭を築きたい」という思いだけで良いという中岡さんの言葉に心を打たれました。幸せな家庭は、家族全員で作っていくものであるので、夫だけがキツイ事を背負わなくても良いのだなと思いました。(愛媛大学3回生)

(渡邊さんのお話をお聞きして)
ない仕事を見つけて、自分の仕事にするのはなかなか勇気のいるものだと思いますが、人生の一つの選択肢として、とても参考になりました。渡邊さんは、今の仕事に変わられてから、家族と関わる時間も増え、子どもに夢を与えるために、自分の仕事にプライドと誇りを持ってされていて、とても充実していて幸せそうだと思いました。
その時々で、自分の生活に最適な仕事を選んだり、家族の協力、理解を得ながら、自分のやりたいことを仕事にするのは、難しいことでありながら、実現すれば、とても幸せなことだと思います。家族で話し合い、お互いがやりたい仕事をするなど、家族で支え合い理解し合って生活することの大切さを学びました。
そして、社会での目や、常識だと思われることに囚われるのではなく、踏み出す勇気と情熱を忘れないことも大切なのではないかと思いました。私も、家族との時間を大切にできる仕事であったり、自分が誇りに思う仕事を見つければ良いと思いました。

(中岡さんのお話をお聞きして)
自分のやりたいことを見つけられて、楽しく仕事をされていて、うらやましく感じました。やりたいことを仕事にするは、やはり充実感があって、楽しいものなのだと思いました。
また、中岡さんも将来のことで悩まれていたように、悩むことは当たり前で、自分を見つめ直す時間が大切であることがわかりました。そこで遠回りしてでもやりたいことを実現されたり、自分の夢を叶えられた方をみているとそういう生き方は素敵だと感じました。また、子育ては本当に体力がいるので、男性の協力が欠かせないもので、子育ての大変さを夫婦で協力し乗り越えることで夫婦間の絆も深まるのだと思いました。そして、子育ては、自分の親の有難みを感じたり、子どもから元気をもらったり、自分を成長させてくれるのだと感じました。(松山大学3回生)
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今回の講座にご協力くださいました、 丹下准教授、渡邊さん、中岡さんには心より御礼申し上げます。

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