2015.12.10

愛媛大学出張講座☆えひめ学☆

こんにちは。ライフデザイン学生スタッフのあゆりんです。

11月25日、愛媛大学でライフデザイン出張講座を開催しました。
愛媛大学の前田眞教授に協力していただき、
えひめ学とのコラボ企画で、法文学部の学生を対象に行われました。

今回の講座は、
愛媛新聞社 坂本敦志さんを社会人講師にお招きしました。

まず、ライフデザイン学生スタッフより、学生スタッフになった
きっかけとライフデザイン事業について説明しました。

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続いて坂本さんに「就職」「結婚」「子育て」について
お話ししていただきました。

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はじめに、「就職」についてのお話です。
坂本さんは、大学入学後ほとんど登校しなかったため
2年生の時に留年し、その頃は遊んでも就職できるとさえ
思っていたそうです。しかし、景気が悪化し将来に
不安を抱くようになり、幼少時から新聞が好きで
よく読んでいたため新聞社への就職を希望し、
愛媛新聞社に就職されました。

坂本さんは、人間には誰にでも『補正力』がある。と、
おっしゃっていました。人は、一度、堕落したり底まで落ちたり
しても、自然に元に戻ろうとする力が働くのだそうです。
希望通りに就職できた坂本さんですが、今まで希望する部署に
配属されたことがないとおっしゃっていました。
入社後最初に配属されたのは整理部という部署で、勤務時間は
18時から2時、外で取材をせずレイアウトを担当していたそうです。
その頃について坂本さんは、
『百日百回ブレークスルー』という言葉で表現し、
成果は努力に応じて直線的に出るものではなく、
ある時を境に前進(突破)するものだとおっしゃっていました。

次に、「結婚」について。
結婚についての一般的な印象を挙げた上で、
ご自身の考えをお話してくださいました。

<一般的な印象>
○使えるお金が減る
○自由な時間がなくなる
○他に好きな人ができるかも
            ⇓
<坂本さん>
これらは一人であっても生じること。
問題はパートナーとの価値観の違い。
            ⇓
本当に許せないこと以外は『許す』『気にしない』
気持ちを持つことが大切。

ここで、お知り合いのご夫婦についても触れられ、
その夫婦の旦那さんは、仕事が大好きな方で、
家族ときちんと向き合ってないそうです。
そのような夫婦を紹介した上で、夫婦関係について、

○パートナーに敬意を持って接することが必要
○恋人や夫婦は互いの努力によって継続する。
○よく話を聞く、時には合わせる、できれば乗せることも大切。
○同じ目線で一緒に歩いてくれる、
支えてくれる人がいる幸せを味わおう。

と、おっしゃっていました。

続いて、「子育て」についてのお話です。
坂本さんは、「子供はいてもいなくてもいい」から
「子供がいるから仕事も頑張れる」と、子供に対する
価値観が変化したそうです。
「子供を抱いた瞬間から価値観が大きく変化した」
とおっしゃっていました。
また、子供と与えられ与える関係となり、子供のために
住みやすい世の中にしたいと思うようになったそうです。
坂本さんによると、家族は「小さな社会」であり、
社会と密接な関係にあるため、
家族のおかげで活動範囲が広がるのだそうです。
人生や家族の在り方は様々であり、こうしないと駄目と
思ったり考えたりするのは良くないとおっしゃっていました。

終わりに、学生に向けて
時間をかけてみなさんならではの人生・家族をデザインして下さい。
というメッセージをいただきました。

その後、ディスカッションと質問の時間が設けられ、
今回の講座は終わりました。

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最後に、講座の感想を一部抜粋して紹介します。

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・子供を持つことはその人の価値観を本当に大きく変えると
いうことを改めて感じた。
例えば、以前は、公共施設で泣き止まない親子を
怒鳴っていたが、自分に子供ができてからは、全く気にしなくなり、
逆にそうした反応をする人を注意するようになったという人もいる。
一方で、子供がいない状態で価値観が変容することはあるのか、
それはどういった要因によって生じるのか考えさせられた。
また、子供がいても世代が違うと
最近の人は甘えているなど批判的な意見を持っている人もいる。
だが、どんな人であれ子供を社会で育てるという意識を
持ってもいいのではないかと思う。
子育て支援政策が必要なのは言うまでもないが、なにも、
国が税金で成人するまで全ての子供の面倒を
一切合切見るべきと考えているわけではない。
そもそも日本の財政状況考えると不可能な話である。
ただ、自分がどのように生き成長してきたかを思い個々人が
そうした意識を持つことで、日常でのちょっとした配慮や
思いやりある言動に繋がればよいのではないかと思う。
様々な意見を聞きながら、将来を担う子供の問題について
これからも考えていきたい。(愛媛大学3回生)
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今回の講座にご協力くださいました、前田先生、坂本さんには心よりお礼申し上げます。

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