2015.11.28

子どもさんが3人いる、ご家庭に訪問しました。

子育て中のお宅を訪問させていただくのは初めての経験だったので

緊張と不安のなか東灘さんの勤務先に向かいました。
東灘さんは、子育て中の方に適用される、
短時間勤務制度を利用されています。

この日は、16時45分に会社を出て、子どもさん(次女・長男)を

保育園に迎えに行きました。最初はお互いに緊張していたので

あまり話せませんでしたが、娘さんに声をかけると照れながら笑顔で

答えてくれたので、少し安心しました。

その後、旦那さんと会い、妹さんとお姉さんを児童クラブに
迎えに行きました。家までの車中では、
まだみんな緊張していてあまり話をできませんでした。

家に着くと、最初より緊張もほぐれ、
事前に作ってくれていた名札をもらいました。

会うことを楽しみにしていてくれたのかなと思い、嬉しかったです。

 

そのあと、妹と弟が遊ぶなか、小学校1年生の、
娘さんが学校の宿題を始めました。

今回は私たち学生が隣で見ていましたが、普段はお母さんが
宿題を見ることが多く、お母さんが見られないときは、
旦那さんやお義母さんが見ていらっしゃるそうです。

「遊ぶのは、宿題をしてからね。」という言葉は私もよく
親に言われていたので懐かしく感じました。また、すぐに他のことに
気が散ってしまうので、宿題に集中させることは大変でした。

 

今回のお宅訪問では、東灘さんが私たちと話をする時間を
たくさん作ってください、まず、お迎えまでの車中で、
東灘さんが務める会社について聞きました。

東灘さんの勤務先は産休や育休が比較的取りやすく、

復帰後も短時間勤務制度が利用しやすいそうです。

そして、現在3人がこれらの制度を利用中だそうです。

しかし、男性上司や子育て未経験の社員は、これらの制度を利用する
女性が本当は何に困っているのかわかっていないかもしれません。

会社は制度の利用には寛容ですが、実務の面では当事者の女性や

そのチームの負担となっていて、全社で負担をシェアできているとは
言えないそうです。そのため、私たちが育児(介護も)と仕事を
両立させるメリットや大変さを
情報発信する必要があるとおっしゃっていました。

東灘さんは会社での部署が変わり、人事も担当しているため、

女性の出産だけでなく、男性の育児にも協力的な
会社にしていきたいそうです。また、絶えず多くの女性社員が
制度を利用することを期待しているそうです。

育休と短時間勤務制度を連続でとることにためらいがあっても、

その時は自分を優先しても大丈夫だともおっしゃっていました。

学生の私には、会社を選ぶときは制度があるかないかではなくて、

実際に何人の社員が利用しているのかを見て
選ぶべきだということも教えてくれました。

その後1時間ほど、旦那さんと4人で話をさせていただきました。

旦那さんは仕事が残っていても一旦は必ず帰宅するそうです。

私の父親は早くても21時に帰宅していたので、
家庭によって全く違うことを知りました。
それと同時に、私の母親の大変さも改めて感じました。

旦那さんは、育児に協力的な男性について「結局は、男の力量だ」と

おっしゃっていました。力量のある人とは家庭を支えないといけない
という思いがあり、加えて、奥さんを理解してくれる人だそうです。

私たちの活動は女性よりも男性に興味を持ってもらうべきで、

女性よりも男性が育児に関する知識を持つ必要があると
おっしゃってました。女性は自分が出産するので自分事ですが、
男性はどうしても他人事になりがちです。

知識と、父親として積極的に関わる(行動する)姿勢が
大事だと思います。父親と母親の役割は違い、お互い協力していく
必要はありますが、同じやり方をして代わりをする必要はなく、
またそこで自信を失う必要もなくて、
父親としてかかわるべきなんだということを学びました。

車の中で奥さんも同じようなことおっしゃっていたので、育児中の
東灘さんが一番感じることはこのことなのだなと思いました。

 

今回が初めてだったので、上手くお子さんたちと接することが
できるか、きちんと話を伺えるのかなど様々な不安と緊張のなかでの
お宅訪問でした。しかし、東灘さんは私たちに様々な話をしてくれ、
また、お子さんたちも気さくに話しかけてくれたので、
とても有意義な時間となりました。帰る頃には、子どもさん達に
「来てくれてうれしかった」「遊べて楽しかった」と
言ってもらえて、とても安心しました。
今回のお宅訪問は私にとって貴重な経験となりました。
(松山大学2回生女子)

S__11477005編集済

 

このような体験をさせていただくのは初めてだったので、

私もお子さんも緊張していました。

しかし、夕食までの1時間ほどで緊張もほぐれてきたようで

「お姉ちゃんこっち来て」「ちょっと見とって」と言ってくれたり

寄ってきてくれたりして私の緊張や不安も消してくれました。

19時頃、一緒に夕食をいただきました。

いつも長男君はみんなよりも先に食べさせ始めるそうで、

東灘さんに「ちょっと食べさせてみる?」と言ってもらい、

体験させてもらいました。私は、妹が小さい頃によく食事の世話を

していたので、うまくできるだろうと思っていました。

ですが実際してみると、思っていた通りにならず、

これが毎日続くのは大変だなと思いました。

食べ始めてしばらくすると、次女ちゃんも「もう、お腹いっぱい」と

手を付けなくなりましたが、東灘さんが食べさせてあげると

パクパク食べ、完食していました。食べ終わると、

使ったお皿を全部長女ちゃんが洗ってくれました。

よくお手伝いをしているそうで、慣れた手つきでした。

汚れが取れていないものもありましたが、

東灘さんは「まだ汚れとるやん」と言いながら、
笑顔で見守っていました。

「お手伝いしてくれたし、多少のことは気にしない、今は手伝いたい・役に立ったという気持ちを大事にしたい」

「自分でやってみて成功や失敗の体験をしてほしいから大目に見ていて、もう少し大きくなったら細かい部分も指摘したい」
と、おっしゃってました。

その後、意見交換する時間を設けてくださいました。

「今は結婚・出産後も女性が働きやすい社会になっているけど、

それだけではだめ、男性も協力しないといけない、男の力量が大事」
と,  旦那さんがおっしゃっていました。

私の家は、家事も育児もほとんど母がしており、

父は家庭のことにはあまり協力的ではありません。

協力的な旦那さんがいらっしゃって羨ましいな、

私も東灘さんのお宅のような家庭を築きたいなと思いました。

また、両立についても、仕事と家庭の両立もだんだん慣れてくると、

ご夫婦そろっておっしゃっていました。

私は、もし、結婚して仕事も続けたいとなった場合、

両立できるのかとても不安です。しかし「慣れ」だよという
言葉を聞いて、少し不安が軽くなりました。

今回、お宅訪問前は緊張・不安もありましたが

「兄弟や知り合いの小さい子の面倒も見てきたし、任せて」

というような感じでした。ですが体験してみるとどうしたらよいのか
分からず、戸惑ってしまいました。実際に体験してみないと
感じられない、味わえないこと、経験者に聞かないと分からない
ことがたくさんあることに改めて気づくことができました。

帰るころにはお互いの緊張もどこかへ消えていて、

「また来て」「1か月に1回来て」と

お子さんたちに言ってもらい、すごくうれしかったです。

普段の学生生活の中では経験できない貴重な体験を
させていただいて、また、素敵な時間を過ごさせていただき、

東灘さんご家族には感謝の気持ちでいっぱいです。

(松山大学2回生女子)

DSC_2659(東灘さん宅)編集済1

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